生命保険からお金を借りるには?
急な出費で困った時に調達方法いろいろ考えていても、加入している生命保険から「契約者貸付制度」を利用してお金を借りれることって、案外知らない方も多いものです。
ただ生命保険加入者であっても、契約者貸付制度を利用できる人とできない人がいたり、利用する場合の注意しなければいけない点と、メリットとデメリットもあるので、わかりやすく説明いたします。
生命保険の契約者貸付制度ってなに?
生命保険加入者は保険会社から、現在払っている生命保険の解約返戻金の額に対して一定割合を限度額として、お金を借りることができます。この方法を「契約者貸付制度」といいます。
契約者貸付制度を利用できる人は?
生命保険会社の契約者貸付制度を利用できるのは、終身保険や定期保険などで支払った保険料の一部が解約時の返戻金として積み上がっていくタイプの保険プランに加入している方のみです。
解約返戻金のない掛け捨てタイプの場合は、契約者貸付制度の利用はできません。
契約者貸付制度の限度額は
契約者貸付制度で借りれる限度額は、その時点で解約した場合の解約返戻金の70~90%以内となります。
もし解約返戻金が500万円だとしたら、借りれる金額は350~450万円となります。
契約者貸付制度の金利は高い?安い?
通常の場合、契約者貸付制度でお金を借りる時の金利は、契約している生命保険の予定利率に1~2%をプラスした設定となります。
一般的に大手の生命保険会社の契約者貸付の利率は3~5%となるのが相場です。
銀行や消費者金融のカードローンの10~18%と比べたら、かなり安いということになります。
生命保険の契約者貸付制度の申込方法は?
契約者貸付制度を利用する流れを説明します。
通常の場合、申込から実際に融資受けれるまでは7~10日程となります。またそれは生命保険会社や契約の状況によって変わってきますので、加入中の保険会社への確認が必要です。
- 準備(契約している保険証券や証券記号番号の確認)
- 連絡(保険会社の担当者に利用の旨を連絡)
- 申込(契約者貸付制度に必要な書類への記入・提出)
- 完了(手続き後約1週間前後で貸付金が振込まれる)
- 返済(インターネット・ATM・窓口にて返済)
生命保険からお金を借りる時の注意点とは?
そもそも生命保険は、自身や大切な家族の生活を金銭的に守る目的がありますが、契約者貸付制度とは将来的に受けられる返戻金を利用するものなので、お金を借りる手段としてはできれば避けたいものです。
また生命保険会社では、保険料の引落ができなかったり何かしらの理由で滞納があった場合に、保険料の不足分を契約者貸付にてカバーするシステムもあります。ところが、延滞が頻繁だったりすると契約者貸付制度を受けられなくなることもあります。
いちばん注意が必要なことは、借入している金額の合計が解約返戻金の額をオーバーしてしまうと「生命保険契約の失効」となってしまう恐れがあることです!
生命保険からお金を借りるときのメリット・デメリットは?
メリット
- 金利が安い
デメリット
- 返戻金のある積立型の生命保険加入者のみ対象
- 返済できなくなると返戻金がもらえなくなる
- 場合によっては生命保険の契約が失効することも
まとめ
生命保険会社からは、解約返戻金のある積立型の生命保険に入っている人であれば、とても安い金利で決められた一定の額でお金を借りることができます。しかし、計画性も無く返せなくなるような借り方をすると、最悪生命保険の契約が失効することもあります。
本来、生命保険とは、大切な家族の幸せのための保険ですので、それを担保にお金を借りることは、もし何かあった場合その代償は家族が背負うことになる大きなリスクがあります。
もし確実に返済していける予定と計画に、少しでも不安があるのであれば、また別な方法でお金を借りることをお勧めいたします。
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